【新唐人2013年5月11日付ニュース】中国福建省でこのほど、ある村の職員2人を含む容疑者3人が病死した豚の肉40トンを広東省や湖南省などで販売していたことが発覚し、逮捕されました。
政府系メディア「環球時報」によると、病死した豚肉の販売で得た利益は日本円でおよそ4800万円に上るそうです。
当局によると、病死した豚は仮性狂犬病ウィルスとも呼ばれる"オーエスキー病"(仮性狂犬病、pseudo-rabies virus)と青耳病にも陽性反応を示しています。政府系メディアは、おそらくこれが豚の死因ではないかと見ています。
容疑者3人に雇われていたトラック運転手と警備員も逮捕されました。肝心の3人は脱走していましたが、すでに逮捕された模様です。当局は容疑者らが建てた冷凍倉庫から32トンの豚肉を押収。すでに販売されたと見られる8トンは、すでに消費者の食卓に並んだのかもしれません。
新唐人テレビがお伝えしました。
(翻訳/周 編集/佐藤・坂本 ナレーター/藤坂 映像編集/工)